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フードル (La Foudre) は、フランス海軍が1912年より運用を開始した水上機母艦である。最初は艦載水雷艇を積む防護巡洋艦として設計・建造されたが、後に1912年から水雷艇運用設備を流用して水上機を搭載する世界初の水上機母艦に改装された。 == 概要 == 本艦は水雷艇の母艦となるべく建造された艦である。当時の魚雷艇は艦形が小型で航続性能が低く外洋での行動範囲が狭かった。そこで、そのような大きさの水雷艇を公海上まで運搬して敵地で卸して攻撃し、必要ならば水雷艇を修理、補給を行える母艦として設計されたのが本艦である。しかし、後に魚雷の大口径化に伴う水雷艇の艦形大型化により本艦の能力が低くなると、1907年に艦内容積の大きさを活かして修繕機械を積んで工作艦へと改装され、更に水雷艇置き場を利用した機雷敷設艦として1910年から運用された。 この頃、フランス海軍で水雷艇に変わる攻撃手段として水上機が注目され、本艦は1911年から持ち前の水雷艇運用クレーンと艦内の修繕施設、広い前後甲板を活かした水上機母艦として本艦を用いてテストを開始した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フードル (水上機母艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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